GitHubとVercelで複数アプリを管理する時につまずいた話

こんにちは!今日は、GitHubとVercelを使って複数のWebアプリを管理しようとして、色々とつまずいた経験を共有したいと思います。
きっかけは「勤怠管理ツール」のデプロイから
私は今、プログラミングを学習しながら、実践的なアプリを作っています。その中で「勤怠管理ツール」をGitHubにプッシュして、Vercelでデプロイしようとしたんです。
ところが、なぜか家計簿アプリが表示されてしまうという謎の現象が…
「え?勤怠管理ツールをデプロイしたはずなのに、なんで家計簿?」
正直、混乱しました。
原因を探る旅
まず疑ったのはVercelの設定
Vercelには「Root Directory」という設定があって、もしかしたら間違ったフォルダを指定しているのかな?と思ったんです。
でも、設定画面を見ても特に問題なさそう…というか、そもそも設定画面を見つけるのに一苦労でした。
Vercelの設定画面への行き方:
- プロジェクトページの上部にある「Settings」タブをクリック
- 左側のメニューから「General」を選択
- 下にスクロールすると「Build & Development Settings」が見つかる
この時点で「あれ?もしかして1つのリポジトリに複数のアプリを入れちゃってる?」と気づき始めました。
Git Bashでリポジトリの中身を確認
次に、ローカルでリポジトリの中身を確認することに。ここでもWindows特有の罠が…
bash
# これが動かない!
cd ~/Desktop
# Windowsでは別の場所を使う必要があった
cd ~/01プログラミング
そして、リポジトリをクローンして中身を見てみると…
bash
ls -la
# 結果:
# - index.html
# - app.js
# - style.css
# - CLAUDE.md
ファイルの中身を確認してみると、これは完全に勤怠管理システムのコードでした。
真相が判明!
どうやら、以下のような状況だったようです:
- 同じリポジトリ名で複数回作り直していた可能性
- Vercelのキャッシュが古いデプロイを表示していた可能性
- 別のプロジェクトと混同していた可能性
学んだこと:複数アプリは別々に管理すべき
この経験から、複数のアプリを開発する時は、最初から別々のリポジトリで管理するべきだと痛感しました。
メリット:
- それぞれ独立して開発できる
- デプロイの失敗が他に影響しない
- URLも別々になって分かりやすい
- バージョン管理がシンプル
今後の作戦
- 勤怠管理ツールは現在のリポジトリで継続
- 家計簿アプリは新しいリポジトリを作成
- それぞれ独立したVercelプロジェクトとしてデプロイ
初心者が陥りやすい罠
私のような初心者が陥りやすい罠をまとめると:
- 1つのリポジトリに複数のプロジェクトを入れてしまう
- 最初は楽に見えるけど、後で必ず混乱する
- フォルダ構造を意識せずに開発してしまう
- Root Directoryの設定で苦労することに
- Vercelの設定画面が見つからない
- Settingsタブは意外と見落としやすい
- WindowsでのGit Bashのパス問題
- ~/Desktop が使えないことがある
まとめ
今回の経験で、「シンプルに保つ」ことの大切さを学びました。1つのリポジトリには1つのアプリ。これが基本ですね。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、後々のことを考えると、きちんと分けて管理する方が絶対に楽です。
同じような問題で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
皆さんも似たような経験はありますか?どんな解決方法を取りましたか?
コメントいただけたら嬉しいです。一緒に学んでいきましょう⭐